LE CLUB BACHRAF in the 25th Medina Festival(Tunis) アラブ音楽
English
4年連続! 2007年メディナフェスティバル出演!

tun_festivalmedina_06.jpg
hannabal_tv01.jpg ル・クラブ・バシュラフ@第25回チュニジア・メディナフェスティバル
(写真上はクラブ・ターヘル・ハッダードにおけるコンサート、下はハンナバルTV出演)

チュニジア公演、大成功!!
ル・クラブ・バシュラフは、2007年10月のチュニジア公演を無事終えて帰国しました。
クラブ・ターヘルハッダードにおける2回のコンサート(2007年9月30日、10月5日)はいずれも大盛況で、 おかげさまで、とても良い成果を上げることが出来ました。
そして、チュニジアのテレビ局「ハンナバルTV」の、ラマダン特別音楽番組である、 「ラマダン・テント」に出演し、放送翌日から多くの人たちに声をかけられ、 その視聴率の高さに驚きました。

チュニジアの代表的音楽ポータルサイトtunizik.comによるLCBコンサート・レビュー記事(原文、写真)
(翻訳)「ターヘル・ハッダードのトリオ・バシュラフ」
『私たちチュニジアの伝統音楽が、ある日外国人、しかも日いづる国からやってきた女性のトリオによって演奏されるのを見るなどと、いったい誰が想像したことだろう?
 この友情と愛のメッセージは、2007年10月5日、ラマダンの音楽の夕べに、クラブ・ターヘルハッダードにおいて、「バシュラフ」という日本人トリオによって届けられた。
 マヌーバのコッバート・エンナハース宮殿におけるコンサートの成功をはじめ、クラブ・ターヘルハッダードなどで、すでにチュニジアの音楽シーンになじんでいるトリオ・バシュラフは、とりわけチュニジア音楽への愛情によって高く評価されている。
 この日本出身の女性トリオ・バシュラフは、松田嘉子(ウード)、竹間ジュン(ナイ)、のみやたかこ(ダルブッカ。訳注:「やぎちさと」とあるべきだが、原文の間違い)からなる。
 この夜のコンサートは、チュニジアとオリエンタルの音楽遺産であるさまざまなバシュラフや歌曲、サマイなどを通じて、「マカーム」(旋法)の歴史を旅するものであった。
 この甘美な女性たちの、細心の注意と心地よい官能性によって、私たちに音楽の普遍性が示された。つまり、音楽は諸民族を結びつける唯一の言語ということである。』(tunizik.com、松田嘉子訳)


ル・クラブ・バシュラフは、2004年から4年連続で、第25回チュニジア・メディナフェスティバル(2007年9月20日〜10月9日)に招聘されました。4年連続で招聘されるのは、アラブ世界でも代表的かつレギュラークラスのアーティストばかりです。

メディナフェスティバルは、毎年ラマダン期間中に開催され、メディナ(チュニス旧市街)を中心に、いくつもの会場でコンサートが行われました。アラブ古典音楽、伝統音楽が中心ですが、他のジャンルの世界各国の代表的アーティストも出演する、国際的なフェスティバルです。ル・クラブ・バシュラフは、2007年9月30日および10月5日クラブ・ターヘル・ハッダードでコンサートを行いました。
今年の出演アーティストは昨年に引き続きLotfi Bouchnak, Rashidiya Orchestra、Ziad Garsaなど。

第25回フェスティバル・パンフレット表紙

チュニジア仏語新聞La Presse記事(2007/09/02)


Le Club Bachraf@Club Tahar Haddad
日時:2007年9月30日、10月5日(金) 午後10時開演
場所:Club Tahar Haddad(チュニス、メディナ内)
入場料:10TD

出演:ル・クラブ・バシュラフ(LCB)
松田嘉子  ウード
竹間ジュン ナイ・レク
やぎちさと  ダルブッカ


演奏プログラム(2007年10月5日クラブ・ターヘル・ハッダード)

1) バシュラフ・ファラハファザ(イスマイル・ハッキ・ベイ)
2) サマイ・ジャディード(ジョルジュ・ミシェル)
3) サマイ・フザム(竹間ジュン)
4) ハマメットの渚で(竹間ジュン)
5) ワスラ・アジャム(チュニジアン・トラディショナル)
 ヤー・ガザーラン〜ヤタラー・アシュ・カーサク・アライヤ
6) セリムの馬(チュニジアン・トラディショナル)
7) ワスラ・アスバアイン(チュニジアン・トラディショナル)
 バドリ・バダ〜ヤーカミル・アル・マアニ〜ヤー・ハル・トゥラー〜アー・ミン・ガラミ
8) ヤッリー・ブアディク・ダイア・フィクリ(ケマイエス・テルナン)
9) ハリーマ(ターヘル・ガルサ)


2006年度(第24回)メディナフェスティバル(動画、紹介記事、プログラムなど)

お知らせに戻る
arab-music.com Index